よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
皆様からは変わらぬご厚情を賜り、感謝と共に厚くお礼申し上げます。
新年を迎え、地域を見まわすと、地域が抱える様々な課題が見えると共に、そこに立ち向かい光を取り戻そうと多くの方々が取り組んでいる姿が見えてまいります。
私は多摩市で生まれ、多摩市・稲城市とともに育ちました。この地域は多摩ニュウータウン開発で一気に変わり、自然環境が失われていくことに寂しさを覚える一方で、それ以上に街が発展していくうれしさを感じていました。しかし半世紀が経ち、50年後には多摩ニュータウンの人口が半減するという予測があるように人口減少や少子高齢化が進行しております。この既定の事実に対して対策を打っていかなければならないと、市や都に対して様々な提案をし、活動してまいりました。
本年も南多摩尾根幹線道路の4車線化をスピード感をもって進め、さらに企業誘致による経済発展、合わせて都営・公営住宅6団地の建て替えを進めるなどして、若者世代に定住してもらえるような、子育てに優しい街づくりに邁進したいと思います。
また、老朽化が進む日本大多摩永山病院の抱える課題についても、都や国と交渉しながら多摩地域の医療を守るために取り組んでまいります。
稲城市・多摩市が「50年後も輝く街へ」進むよう、皆さまにお力添えをいただきながら結果を出し続けていく決意です。本年も何卒よろしくしくお願い申し上げます。